2018年12月2日に第2回「性についての勉強会」を開催しました。今回のテーマは「地域の中で生きる 障がい者の性についてのトラブルと対策」とし、小関正利先生(社会福祉法人葦の家施設長、元東福岡特別支援学校校長)に講師をお願いしました。多数のご参加ありがとうございました。
まず小関先生より、「知的障がい児・者の性にかかわる問題は、悪として捉えるのではなく、性欲は誰にでもあるごく自然な現象なので、健康管理という視点から捉えることが大切」という基本的な性の考え方を教わりました。
その後、6名程度のグループごとに、参加者のみなさんが抱えている現在の課題を共有し、意見交換をしました。最後に小関先生より個別課題へのアドバイスをいただき、知的障がい者が軽度の犯罪(万引き・無銭飲食など)を犯して刑務所の出入りを繰り返している問題(触法障がい者)についても解説していただきました。