合理的配慮ってなに?

合理的配慮ってね、簡単に言うと一人一人のニーズに応じて提供される配慮のことなのよ。もし、当事者が希望する形での配慮の実現が難しいとしても、学校と本人・保護者とで話し合いながら、その子にとって一番いい方法で配慮してもらうことなの。
まずはしてほしいことの意思表示をしてスタート!
障害者差別解消法が2016年4月から施行されました。福岡市でも合理的配慮についての保護者向け説明会や校長、教員への研修などが行われました。「合理的配慮推進ガイドライン」が福岡市発達教育センターのホームページに詳しく掲載されていますのでご覧ください。
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http://www.fuku-c.ed.jp/schoolhp/hattatuc/1sougou/H280215gouritekihairyo.pdf

福岡市でも、保護者の希望どおり配慮されました。その事例をお伝えします。

中学校に進学する男子生徒のケース

小学校では支援学級に通いながら主に通常の学級で過ごしていました。中学校入学の事前説明会のとき、支援学級と通常の学級の交流はほとんどなく、靴箱は別、名札は支援学級の表記になるとの説明を受けました。
書類上は支援学級籍になるにしても、今までどおり、可能なかぎり通常の学級で受け、名簿・靴箱・名札を通常の学級の子どもたちと同じにしてほしい、つまり、お客さんではなく通常の学級の一員として対応してほしいという思いを伝え、学校と保護者との合意形成がなされ「合理的配慮」がなされました。

今後も、福岡市の合理的配慮の事例を紹介していきます。

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